真空熱処理炉
カテゴリ: 応用例
公開日:2017年12月26日(火)
真空熱処理炉とは、特定の空間を真空にし、加熱・冷却をする装置です。
真空下で加熱を行う為、処理物の酸化が抑えられ、真空ポンプで引きながら加熱を行う為、処理物自身に付着しているガスを除去することが出来ます。
このように減圧した雰囲気中で行う「真空熱処理」は、品質・環境面で効果が期待されている技術です。
真空熱処理炉では、減圧した炉の中で材料を高温に保持したあと、高圧のガスを循環させて急速に冷却するという工程を経ています。
この加圧ガスを循環させるためのファンの回転導入部分などに、モアテックの磁性流体シールが使用されております。弊社独自の解析技術により設計された磁性流体シールは、高耐荷重・高トルク伝達が可能となっております。